お弁当作りは健康意識にも節約にも有効ですね。
でもママたちの朝はとても大変です。
温かいものと冷たいものを一緒に入れて大丈夫?
朝から揚げ物なんてできない。
朝ごはんも作らなきゃいけない!
忙しい朝、少しでもやることを減らしたいですよね。
そこで今回は、作り置きでお弁当を楽チンにするコツを紹介します。
お弁当の作り置きにするポイントは?
当日に作るお弁当と違って、前日までに作り置きするお弁当には味付けなどにポイントがあります。
当日美味しく食べられるコツを紹介します。
前日までのおかず作りのポイント
今回は、冷凍庫ではなく冷蔵庫で前日から保存するときのポイントを紹介します。
- 生の野菜や果物を入れない。
傷みやすいのと、菌が繁殖しやすいという理由です。
ただ、生野菜がないとお弁当の彩りがあまりよくないこともありますよね。
その場合は、当日に少量だけ入れるようにしましょう。
その際も、キッチンペーパーなどできっちりと水分をふき取りましょう。
- 焼く・炒める・揚げる
できるだけ水分量が少なくなる調理法を選択しましょう。
中までしっかりと火が通るようにしましょう。
- 味付けは濃いめにする
食べ物は温度が低くなると味付けが薄く感じます。
そのため、お弁当に入れるおかずは少し濃いめに味付けをすると美味しく感じます。
また、濃いめにすることで防腐効果も期待できますよ。
- 防腐効果のある調味料や食材を使う
昔から、梅干しや生姜、お酢などは防腐効果があるとされてきました。
他にも、カレー粉やワサビ・カラシなどを使うのがおすすめです。
特に梅干しには殺菌効果も期待できますので、お弁当に一つ入れておくといいですよ。
- マヨネーズは使わない
マヨネーズやタルタルソースは水分が多く傷みやすいので、お勧めできません。
入れる場合は、100均で販売されているような小さな別容器を準備しましょう。
当日朝に添えるといいですよ。
- 食材は直接触れない
基本的なことですが、かならず菜箸やトングを使って、手で触れないようにしましょう。
- お弁当の容器を清潔にする
お弁当の容器も洗って水を切ったものを使うようにしましょう。
パッキンまでしっかり洗ってください。
- 熱を取ってから蓋をして冷蔵庫に入れる
熱いまま蓋をしてしまうと、水蒸気がお弁当の内側に溜まってしまうため傷みやすくなります。
蓋をする前にしっかりと冷ましましょう。
前日にお弁当を用意するときの、8つのポイントを紹介しました。
特に、ポイント②については要注意です。
私も失敗したことがあるのですが、卵焼きを作ったところ、水分が多く焼きが甘かったため、
翌日水分がにじみ出ていることがありました。
特にだし巻き卵の場合は、水分が出やすいので要注意です。
塩・砂糖での味付けをして、半熟にならないようにしっかりと焼くのがおすすめですよ。
作り置きお弁当の当日の準備
さて、前日作ったお弁当は、当日そのまま持って行ってもいいのでしょうか?
そのまま持って行っても食べれなくはないんですよね。
でも、傷みにくくするために、当日の朝もレンジで温めてから持っていく方がおすすめですよ。
他にもポイントがあるので、紹介します。
作り置きお弁当の当日準備のポイント
- 電子レンジでもう一度温めなおす。
75度1分以上で菌が死滅するポイントとなります。
少し温めなおすのではなく、しっかりと温めましょう。
- 生野菜は水をしっかり切ってから入れる
彩りに入れたくなる、トマトやレタスは、最後に入れます。
しっかり水切りをしましょう。
- さめてから蓋をする
すぐに蓋をするのではなく、蒸気が出なくなってから蓋をするようにしましょう。
- お米は当日
お米の準備は当日がおすすめです。
前日から詰めている場合は、こちらもしっかりと温めなおしましょう。
冷蔵・冷凍したご飯をそのまま持っていくと、
パサパサとして美味しくないご飯になってしまいます。
おにぎりを作る場合も、温めたご飯で当日作るのがおすすめです。
- 保冷剤で冷たさキープ
常温で置いておくと5~6時間で、雑菌の繁殖が一気に始まります。
そこで、保冷バッグに保冷剤を入れて、冷たさをキープして持っていくことをおすすめします。
当日の朝は温めなおしがポイントになります。
冷蔵庫に入れていたから大丈夫!と安心せずに、
朝起きたらまず作り置きのお弁当を温めなおしましょう。
おにぎりの冷蔵はお勧めできません。
こちらも私自身失敗したことがあるのですが、
子どもが食べやすいように小さなおにぎり作って、冷蔵庫からそのまま持っていたところ、
パサパサとしてニオイもあって、食べられたものではありませんでした。
温めなおしができない!そんなときは?
もし忙しくて(もしくはレンジがなくて)温めなおしができないときは、
前日作ったときに冷蔵庫ではなく、冷凍庫に入れておきましょう。
お弁当を食べるころには解凍されて食べられる状態になりますよ。
まとめ
今回は、弁当の作り置きを前日に行うポイントについて書きました。
お弁当を長時間食べないときの敵は、水分です。
水分が残らないように調理・保存するように心がけましょう。
前日の夜にお弁当を作ることが出来ると、朝がゆっくりできて嬉しいですね。