家事は思うように進まないし、子どもも話を聞いてくれないし。
子育て中にイライラすることって色々ありますね。
そしてイライラが募ると、どうしても怒鳴ってしまうママも。
でも、たいていその後は自責の念に駆られます。
今回は、つい怒鳴ってしまうママへ、
心を落ち着かせるヒントを探してみました。
・怒鳴らないために
・怒鳴ってしまったら
・相談する場所
この3つに分かれていますので、参考にしてください。
怒鳴らない子育て
もし自分が誰かに急に怒鳴られたとしたら、どう感じるでしょうか。
反抗することもあるかもしれません。
でも、おそらく、萎縮してしまうことが多いのではないでしょうか。
子どもも同じです。
怒鳴って言うことを聞かせても、
それは子どもの意思によるものではありません。
親のイエスマンを育てているわけではなく、
子どもには子どもの意思があります。
できるだけ、怒鳴ることなく過ごしたいですね。
ちなみに、個人的には、「叱る」ことは賛成です。
怒りは感情です。
だから、「怒る」ことは感情をぶつけること。
でも、叱ることは、相手に良くないことを伝えることです。
子どもに道を教える「叱る」ことは、大切なことだと思っています。
では、怒鳴りそうになった時にどうしたらいいか、
その瞬間にできることを集めてみました。
イライラ!その瞬間にできること
子どもが何かをしていて、イライラっと頭にきたとき。
その瞬間にできる簡単なことは、この3つです。
・心の中で「1・2・3」と数える
・少しその場から離れる
・深呼吸をする
この3つに共通するのは、声をかける前に一息置くという点です。
つまり、イライラとした怒りのまま怒鳴るのではなく、
ちょっとだけ気持ちを逸らすことが大切なんですね。
いいこと探しでポジティブ子育て
他にも日ごろから心がけをちょっとポジティブにするだけで、
イライラしたときの見方も変わってくるそうですよ。
例えば、「今日は○○しない」というルールを作ること。
イライラした時に「どうして○○するの!」といった口癖があるなら、
それを午前中だけ我慢するなど、自分にルールを作ってみましょう。
また、思いっきり気分が変わる方法を見つけるのも方法の一つです。
例えば、バスタオルや水の中で大きく叫ぶなどもいいですね。
簡単にできて、気持ちがスッとすることを探すと良いと思います。
イライラしないのはとても難しいことです。
思い通りにならないこともありますし、
イライラしてしまうのはしょうがないと思います。
でも、そのイライラを上手に逸らすことができたら、
子どもに怒鳴らないで済むかもしれませんよ。
怒鳴ってしまった…そんな時は
怒鳴りたくないのに怒鳴っちゃった。
次は、そんなときにできることを探してみました。
子どもに気持ちを伝えよう
子どもを強く怒ってしまったとき、とても後悔しませんか。
どうしてもう少し落ち着いて叱れなかったんだろう。
どうして止められなかったんだろう。
後悔して、反省して、顧みますよね。
その気持ちを、子どもへ伝えて、子どもをフォローすることが大切です。
「怒っちゃってごめんね。」
それから、
「大好きだよ。」
子どもは親のことが大好きです。
でも、怒られた後は「ママに嫌われたかも」って不安に思っているはずです。
だから、大好きな気持ちをしっかり伝えてあげましょう。
冷静になってから、
もう一度どうして怒ってしまったのかを伝えると良いですよ。
そのときは、できるだけシンプルに伝えましょう。
相談できる場所を作ろう
イライラして怒鳴っちゃう。
自分が抑えられない。
そんなママに大切なのは、話しができる相手です。
お友達を作ろう
できるだけ、同じような状況にいて、
同じように子育てをしている人が良いと思います。
何気ないことも話せる相手を作るだけで、心が軽くなります。
私も子育てで悩んだとき、友人にとても救われました。
もちろんママ友がストレスに感じることもあるかと思います。
でも、ママ友という括りではなく「友達」と考えてください。
学生時代、社会人時代、友達に愚痴を言ってスッキリすることってありませんでしたか。
女性は会話をすることで、自分を見つめなおしたり、ストレスの発散になります。
特に、共感されることが大切なので、ママ友を作るのがおすすめですよ。
ママ友を作る方法としては、
地域の開放スペースや子育てスペースを利用すると良いと思います。
もしかしたら、お得な情報も手に入るかもしれませんよ。
行政のサービスを頼ろう
どうしてもママ友ができないこともあります。
イライラした気持ちの捌け口が見つからないときは、行政等のサービスもおすすめです。
住んでいる自治体で、子育て支援の相談センターがあるかと思います。
その他にも、少しハードルは上がりますが、
子どもの虐待防止センターなどもあります。
子どもの虐待防止センターでは、電話で相談員が話を聞いてくれるそうです。
また、個人で団体を作っていることもありますので、行政に聞いてみるのも方法ですよ。
自分に合った、イライラの捌け口が見つかると良いですね。
まとめ
今回は、怒鳴ってしまうママへ3段階に分けて、ヒントを探してみました。
・怒鳴ってしまう前に「一息」
数を数えたり、深呼吸をしたり、声をかける前に少し時間を空けましょう
・怒鳴ってしまったあとは、しっかりフォローしよう
ごめんなさい、大好きの気持ちを子どもに伝えましょう
・イライラは話して吐き出そう
ママ友や相談センターなど、口に出してイライラを溜めないようにしましょう
子育て中にイライラが溜まるのは、しょうがないことです。
でも、怒鳴らない日々を送りたいですね。
この記事をヒントに、うまくイライラと付き合ってみてください。