台風など風が強い日に、ガタガタと窓がきしんで不安になったことはありませんか?
窓なんて割れるわけない。
マンションだから大丈夫。
そう油断していると、想定外なことが起こることがあります。
予想できる台風と違って、竜巻も発生することが増えていますよね。
そこで今日は、万が一窓ガラスが割れたときにできることを紹介します。
窓ガラスが割れた‼そんなときはどうする?
台風や竜巻など自然災害で窓が割れてしまった、というのを聞いたことはありませんか。
もしかしたら身近でも起こっているかもしれませんね。
まずは、家でできるとっさの処置を紹介します。
窓ガラスが割れた!最初にすることは?
窓ガラスが割れてしまったとき、散らばるガラス片に焦りますよね。
その時にまず何をしたらいいのでしょうか?
掃除?窓をふさぐ?避難?
まず一番最初にすることは、ガラス屋さんに連絡をすることです。
もしかしたら同じように被害を受けている人がいるかもしれません。
早く連絡しないと、時間が掛かってしまうのです。
まずは、ガラスが割れたことをガラス屋さんに伝えましょう。
そのときに、その場の対処法も教えてくれるかと思います。
ガラス屋さんは色々な種類のガラスの在庫を抱えています。
緊急の場合は、見積もりを飛ばして、すぐに修理をしてくれそうな会社をチョイスしましょう。
時間がありそうなときは、安そうなところで見積もりを出して、比較するのもいいですね。
窓ガラスの危なくない掃除方法
次にすべきことが、割れたガラスの片づけです。
ただし、こちらもガラス屋さんによっては、片付けもしてくれることがあります。
もしガラス屋さんが、修理と合わせて割れたガラス片の掃除もしてくれるのなら、
どうしても掃除が必要な場合にのみ取り掛かりましょう。
もし普段使っていない部屋だったり、使わなくても済む部屋の場合は、
そのままにしておいても良い場合がありますよ。
それでは、掃除の手順です。
- 厚手のスリッパや靴を履く
長靴やスニーカーなど、できるだけ底が厚い靴を用意してください。
素足や靴下ではケガをしてしまいます。
- 手袋か軍手をつける
もちろん割れたガラスを素手で触るのはNGです。
できれば軍手がいいですが、なければ、手袋をしましょう。
- 大きな破片を新聞紙に集める
新聞紙を重ねて、そこに大きなガラス片を集めます。
トングがあるなら使うと安全にできますね。
捨てる時も新聞紙にそのままくるんで捨てるので、
できるだけたくさんの新聞紙を用意しましょう。
窓枠に残っているものもあれば、取れる限りでいいので一緒に捨ててください。
でも無理に外す必要はありませんよ。
- ほうき・ちりとりで集める
手で取れる大きなゴミを集めたら、次はほうきとちりとりの出番です。
同じく重ねた新聞紙の上に捨てていきましょう。
その際、ガラス片は部屋中に飛び散っている可能性があります。
少し離れたところや家具の上なども気を付けてはたきましょう。
- 掃除機をかける
ほうきでは取り切れない小さなガラス片を掃除します。
このとき、掃除機の先をストッキングでカバーしましょう。
ガラス片が掃除機の中に入ってしまうと、掃除機の故障の原因になります。
新聞紙の上でスイッチを切ると、ガラス片が落ちるので、
中に入ってしまう心配もありませんよ。
- 濡れた雑巾で拭く
仕上げに、濡れた雑巾や新聞紙で拭き掃除をします。
掃除機でも取り切れなかった細かなガラス片が片付けば、掃除完了です。
もしカーペットやソファなど拭き掃除ができないものがあれば、
コロコロやガムテープでゴミを取りましょう。
ごみの捨て方は自治体によって異なります。
自分の住んでいる場所の捨て方を確認して、ガラスだと分かるように、
「ガラス」「ワレモノ」など表記してくださいね。
さて、これで窓ガラスが割れたお部屋もすっきり片付きました!
ただ、窓ガラスもなくなってスッキリですよね。
そこで、窓の修理が来るまでにできる応急処置の紹介です。
割れた窓ガラスの応急処置は?
掃除がおわれば、窓の応急処置です。
すぐに来てくれるガラス屋さんならいいのですが、
台風が来ていたり、注文が殺到していたりで、すぐ来てくれるとは限りません。
割れた窓ガラスの応急処置
段ボールとガムテープで補修します。
方法は、割れた窓に軽く段ボールを当てて、
*印のようにガムテープを貼って、窓枠に固定するだけです。
段ボールは自宅になければ、スーパーなどに行くともらえますよ。
割れた部分が大きくなければ、段ボールを小さく切ってから使いましょう。
時間がある時は、百均などでアクリル板を買ってくると、よりきれいな見た目になります。
でも、この補修はとても弱く、日数は持ちません。
できるだけ早くガラス屋さんに来てもらってくださいね。
まとめ
今回は、台風や竜巻に巻き込まれて、
窓ガラスが割れてしまったときの対処法について紹介しました。
大事なのは、自分や家族がけがをしないことです。
万が一窓ガラスが割れてしまったときは、
できるだけすぐに専門の業者に連絡しましょう。
最後になりますが、台風や竜巻の時は危ないので、
窓・雨戸・カーテンなどちゃんと閉めるようにしましょうね!