雑草に塩を撒くとどのくらいで効果が出るの?雑草対策になる?

生活お役立ち情報

あこがれの戸建て、あこがれの庭。

でも庭の手入れってすごく大変ですよね。

 

どこからやってくるのか、植えたはずのない草が生えてきたり、
虫がこんにちは~って挨拶してきたり。

 

そんなお庭の雑草対策に、お塩が有効だと聞いたことはありませんか?

今回は、その効果と方法について口コミなど調べてみました。

 

また、簡単にできる雑草対策も調べているので参考にしてください。

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雑草対策に塩を撒くと効果的?

まずは塩で雑草がどうなるのか、ですよね。

その効果を調べてみました。

雑草対策で塩を使った効果は?

 

・塩水を散布3日目から草が萎えはじめ、10日目には完全に枯れました。

・1週間で完全に雑草が枯れました。

・効果があると聞いて散布してから4日で枯れました。

 

口コミや動画で、実際に散布した様子がいくつかありました。

その効果は早くて3日目ぐらいから出始め、1週間以内に枯れてしまうことが多いようです。

しつこい雑草でも根元から枯れてしまいます。

 

何だか手っ取り早い雑草除去のような気がしますよね。

 

でもちょっと待ってください!

雑草に塩を撒くのは、デメリットもとても大きいのです。

雑草対策に塩の散布は、塩害!

塩害ってご存知ですか?

台風などで巻き上げられた水分の中には、たくさんの海水が含まれており、
その雨が降った土地では作物が育ちにくくなります。

酷いときには、草木も枯れてしまうことも。

 

塩害の大きな問題は、枯れてしまって終わり、ではないことなのです。

除塩しなければ、使えない土地のままになってしまいます。

 

また、庭に塩を撒いた場合、雨などで周りの土地に塩が広がる可能性もあります。

すると、除草したかった部分だけの問題ではなくなってきます。

 

雑草対策に塩を使うことは、短期間で枯れるというメリットもありますが、
その後のデメリットの方が大きくなってしまうのです。

雑草が出たな~、塩だ!といった考えは安易に実行しないようにしましょう。

簡単、雑草の除草方法は?

でも、だんだん出てくる雑草は困りますよね。

家庭農園をしていると、初心者なら「これは雑草?作物?」なんてこともあるかもしれません。

そこで、素人でも簡単にできる除草方法を調べてみました!

除草するときのポイントは

お庭がきちんと手入れされている家は、きれいに見えますし、害虫予防になります。

また、整えられている家は泥棒対策にもなるそうですよ。

 

大切な作物や植物のためにも、雑草対策はきちんとしたいですね。

 

ここで、除草の時のポイントです。

まず、季節は春と秋、芽が出始めるタイミングで行いましょう。

もちろん気になったときにこまめに行うのもOKです。

除草剤?草むしり?

今回は素人でも簡単にできる方法を3通り説明します。

 

  • 除草剤を使う

庭など小さな範囲で使うときにおすすめなのは、液剤の除草剤です。

葉や茎から除草効果が発揮されるので、雨が降らないタイミングで撒くことが大切です。

残したい草花にかかってしまったときはすぐに洗い流しましょう。

 

  • 草むしりをする

芽が出始めたタイミングで行うのがポイントです。

雨上がりだと土壌が柔らかくなるのでしやすくなりますよ。

根を残さないように抜きましょう。

しゃがんで地道な作業なので、無理のない天候の時にスケジュールを決めて行ってください。

 

  • お湯をかける

塩ではなく、熱湯をかける方法です。

とても簡単で費用も掛かりませんが、1点だけ注意が必要です。

根まで枯れ切ってない可能性が高いのです。

キッチンから近く、小さな範囲では有効な方法だと考えたほうが良さそうです。

 

どうですか?

簡単にできそうなのもありますね。

 

2番目の草むしりについては、熱中症に気を付けてください。

私も経験があるのですが、「ここにも!」「あ、これも!」と夢中になっていると、
時間の経過に気が付かないんですよね。

気付けば日も高くなり、下を向き続けての作業でボロボロに。

熱中症と合わせて脱水症の対策も必ず行ってください。

また、「今日はここまで!」と最初から範囲や時間を決めておくことも大切ですよ。

どうしても塩で除草がしたい!そんな時は?

色々と除草方法について紹介しましたが、やっぱり塩で除草したいという方もいるかもしれません。

そんな時に使える方法もありましたので紹介します。

 

  • 海水塩を使う
  • 作物にかからないように撒く(耕さない)
  • 塩を撒いた3~4日後に100倍希釈の活性剤を撒く

 

この方法を使うと、2~3カ月は除草剤を使わないでいいそうです。

また、ナメクジやカタツムリの害虫対策にもなるとか。

 

塩を撒くだけではなく、活性剤を撒くことが大切です。

もし作物に塩がかかってしまった場合は、水や活性剤をかけて洗い流してください。

 

この方法、家庭菜園や農園では広範囲に使えるので良いかもしれませんが、

お庭など小さな場所の場合は、除草剤や草むしりでこまめにケアをする方がおすすめですよ。

まとめ

今回は、TVでも話題になった、雑草対策に塩が効果的なのかを調べました。

即効性はありますが、塩害の部分を考えると他の方法をとった方が良さそうです。

草むしりやお湯など、できるだけ環境に優しい方法を選択したいですね。