夏が来ると気になるのがエアコンの電気代。
できるだけ抑えたいですが、熱中症も気になります。
快適に、そして節約して過ごせると嬉しいですよね。
今回は、夏場のエアコンの電気代について調べてみました。
また、夏におすすめ節電方法も調べましたので参考にしてください。
気になる夏場のエアコン電気代は
夏場のエアコン、どう使っていますか?
我が家では、朝起きてから夜寝るまでリビングはずっとつけっぱなしです。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、あるあるかもしれませんね。
まずは電気代の計算方法です。
1時間あたりの電気代
電気代を計算する方法はとても簡単です。
必要な数字は、その家電の消費電力(W)と、使っている電力会社の単価です。
消費電力WはkWに換算しましょう。
1000W=1kWです。
≪消費電力(kW)×電気代単価(平均27円)≫
この計算式で、エアコンだけではなく他の電化製品も電気代が計算できますよ。
10畳用のエアコンの消費電力は、あるメーカーのもので770W。
770Wは、0.77kWなので、1時間当たりの電気代は約21円となります。
夏場のエアコンの上手な使い方
1時間当たりの消費電力が分かりましたね。
夏場のエアコンの電気代は、1日の電気代の中で最大50~60%を占めるそうです。
他の家電で電気を使わなくても、エアコンだけで高くなるのが分かりますね。
でも、電気代は少しでも抑えたいところです。
ここでエアコンの電気代を抑えるポイントを5つ紹介したいと思います。
- オンオフは少なめに
一番電力が掛かってしまうのが、つけた直後です。
再度設定した温度になるまで、電力が大きく必要となってしまうためです。
短時間のお出かけなら、エアコンはつけたまま出掛ける方がおすすめですよ。
でも、24時間つけっぱなしがいいというわけではありません。
30分程度のお出かけならつけっぱなしがおすすめですが、
数時間出掛ける場合や、外気温と室内の温度差がない場合は、消した方が節電になりますよ。
- 冷房の設定目安は28℃
28℃だと熱いんじゃないの?
そう思う方も多いと思います。
確かに涼しいと感じる室温ではないかもしれませんが、
サーキュレーターや扇風機で風を循環させることで、涼しく感じますよ。
28℃設定で熱いなと感じるときは、風量を強くして体感温度を冷たくしましょう。
- 風向きは水平or上向き
冷たい空気は下へ降りてきます。
そのため、風向きは水平でOK。
天井付近に風を送ることで、空気が循環しやすくなります。
- 弱運転ではなく、自動運転で
強い運転だと電気代がかかるかもしれない、と弱運転にしていると、
設定温度に達するまでの時間が掛かってしまいます。
- クリーニングをする
フィルターが汚れていると、エアコンの機能が落ちてしまいます。
定期的にフィルター清掃を行いましょう。
少し値は張りますが、専門業者に頼むと綺麗にしてもらえますよ。
以上、5つのポイントを紹介しました。
快適に過ごせる室温は26~28℃、湿度50%以下だそうです。
除湿機能があるエアコンの場合は、除湿冷房で湿度を下げるのも方法ですよ。
エアコン以外で涼しくなる方法は
クーラーは苦手だ、という方も多いと思います。
苦手じゃないけど、できるだけクーラーを使いたくないという方も。
そんな方におすすめの方法を紹介します。
涼しくなる食べ物を摂取しよう
トマトやスイカ、キュウリなど、夏に旬を迎える食材は、
水分も多く、身体を冷やしてくれる食べ物です。
旬の食材を積極的に食事に取り入れましょう。
また、スパイスを使った料理は、発汗作用によって身体の表面温度が下がります。
少し涼しく感じるはずですよ。
もちろん、食べているときは、とても暑いとは思いますが。
飲み物は、コーヒーやジュース、豆乳、牛乳などが体を冷やす飲み物として知られています。
緑茶も体を冷やしてくれるそうですよ。
温かい飲み物=体を温める、冷たい飲み物=体を冷やすとは異なり、
身体を冷やしてくれるかどうかは、その成分によるそうです。
つまり、寒いからと温めたコーヒーを飲んでも、身体は温まらないのです。
温かいコーヒーでも、身体を冷やす効果はありますよ。
また、喉が渇いたときは水ではなく、スポーツウォーターなど、
塩分が入った水を摂取するように心がけましょう。
蒸し暑さも軽減され、熱中症予防になります。
体を冷やそう
最後に、直接身体を冷やす方法の紹介です。
お風呂に入った後、熱くてなかなか着替えられない、といったことはありませんか?
エアコンや扇風機の前でぼーっと立ってしまったり。
早く涼しくなりたいときは、お風呂を出る直前に足に水をかけてください。
一時的に体が熱くなって汗をかきますが、涼しく感じるようになります。
冷たい水は一瞬ですが、すぐに足が熱くなってきますよ。
体中に冷水をかけると心臓に負担がかかるので、足のみにしましょう。
また、冷えピタや保冷剤で、脇の下や首を冷やすのもおすすめです!
最近は、水で濡らすだけで冷たく感じる冷感タオルも、安く販売されています。
外へ行くときもそれを首に巻くと、日差し予防・暑さ対策になるのでおすすめです。
我が家では、濡らした冷感タオルをジッパー付き袋に持ち歩いています。
外出時に子どもが熱がっているときに、ササっと使えますよ。
まとめ
今回は、夏場のエアコンの電気代について紹介しました。
電気代は1時間約21円。
高くないように感じますが、夏場に使用する電力の半分がエアコンです。
上手に節電・暑さ対策をしてこの夏を乗り越えましょう。