革靴を履くと足が痛い…足の甲が痛む原因や対処法を紹介

生活お役立ち情報

皆さんは革靴を履く機会がありますか?

男性のビジネスマンなら、革靴はほぼ必須アイテムですよね。

女性でも、ファッションによっては履くこともあります。

 

中学生や高校生の方は、学校指定で、
革靴を履くように、校則で定められているかもしれません。

進学・就職で、履き慣れていなかった革靴を、
日常的に使用しなくてはならなくなる、なんてこともありますよね。

 

かくいう私も、高校生の頃は革靴指定でした。

中学までは、ナイキのエアー入りスニーカーばかり履いていたので、
履き心地の違いに非常に驚いたものです。

特に足の甲の痛みがひどくて。

上履きに履き替えるとホッとしたものです。

仕事に就くとハイヒールの痛みが、よく女性同士で話題になりますが、

男性でも革靴で足が痛くなるそうですね。

そこで今回は、革靴を履くとなぜ足の甲が痛むのか。

原因と対処法をまとめてみました。

 

社会人だけでなく、4月から革靴を履いて通学をすることになる、
お子様がいらっしゃる方にも、ぜひ一読していただけると嬉しいです。

スポンサーリンク

革靴が窮屈で足が痛くなる

足の甲が痛くなる原因はいくつかあります。

窮屈で足が痛くなるのは、もっとも想像しやすい原因ですね。

 

革靴は、履いているうちに革が伸びてくる性質があるため、
ジャストフィットや、ややキツく感じるサイズを選ぶ人も多いでしょう。

時間が経てば革が柔らかくなり、自然と足にフィットしだします。

 

しかし、そこまでの期間ずっと痛いのは嫌です。

そんな時には、自分の手で革を伸ばす方法を検討してみてください。

シューストレッチャーを使う

シューフィッターに似た形の、シューストレッチャーという道具があります。

シューストレッチャーは、伸ばしたい場所を数カ所選べるものもあるので、便利ですよ。

 

即効性はないので、1週間くらい時間がかかるのが少し難点ですね。

ただ、履き続けて慣れるまで痛い思いをし続けるよりは、ずっと良いです。

革を柔らかくする

シューストレッチャーを使いたくない!
できれば、自分の足の形に完全にフィットするように革を伸ばしたい!
という方には、ミンクオイルがおすすめです。

他のオイルと比べても、革への染み込みやすさが段違い。

 

ミンクオイルの欠点は、染み込みやすいせいなのか、油染みになりやすいこと。

目立たないところに試し塗りをしてから、少しずつ革靴に塗るように心がけてくださいね。

 

シューストレッチャーを使っても革が伸びにくいな…
と思ったときにも使えますよ。

ドライヤーを使う

熱を使って、革を伸ばす方法もあります。

まず靴下を履いてから革靴を履き、伸ばしたい部分にドライヤーの熱を充てます。

時間は20分ほど。

 

送風口が近すぎたり、革が高温に晒され過ぎたりすると、素材を傷める原因になるので注意。

 

もこもこソックスレベルの厚さの靴下だと、革が伸びすぎてしまうので、
普段使用するソックスの下に薄手のソックスを履く、といった工夫をすると良いでしょう。

熱風を当てた後は、冷めるまで靴を履いたまま放置。

髪の毛と一緒で、冷やすことで形をキープする効果があります。

 

シューストレッチャーと併用する方法もあります。

革靴の中を、ドライヤーの熱であらかじめ温めます。

この時の風量は弱で。

 

人肌で温まったな…と感じたら、シューストレッチャーを入れましょう。

シューストレッチャーを入れて、伸ばしたい箇所に温風を当てます。

15分程度当てたら、送風モードで冷まして形をキープさせましょう。

 

伸びが悪いようなら、この作業を2~3回繰り返します。

革靴が大きすぎる

実は、足のサイズに比べて革靴が大きすぎても、足の甲は痛くなります。

ピタッとした履き心地では、時間が経つにつれて窮屈で辛くなる、
と考える人に起こりがちなミスです。

 

大きすぎる革靴は、フィットせず足を動かすたびに、皮膚とこすれてしまうんですね。

大きすぎる革靴が脱げないようにすると、
無意識に負担が掛かってしまうのは、足の甲です。

つっかけサンダルをイメージすると、わかりやすいかもしれません。

 

靴下を履いているから大丈夫では?
と思うかもしれませんが、かかとの靴擦れだって、靴下を履いたとしてもできますよね。

 

では、サイズが緩いときの対処法は?

インソールを使う

インソールを使うと、底上げがされる分、サイズを調節することが可能です。

 

また、インソールの種類によっては、非常にクッション性に優れた商品もあります。

革靴の底は、厚くはないので、疲れやすいです。

クッション性の優れたインソールを入れると、足の疲れも軽減してくれるので、一石二鳥。

履く直前の予防法

大丈夫だと思って履いたのに、時間が経つにつれ甲が痛くなってくることも、十分に考えられます。

そうならないために、おろしたての革靴を履くときは、
予めパッドで甲を保護しておくとよいですよ。

 

ただ、足の裏やかかと用のパッドに比べて、商品が出回っている数は少ない気がします。

ないわけではないんですけどね。

通販ならすぐに見つけられますが、ドラッグストアにはあまりないか、
選択肢がすごく狭いと感じました。

 

代用品としては、絆創膏を使うと良いでしょう。

かぶれやすい人は、数時間おきに貼り替えをしたほうが、よいかもしれません。

出かける前に貼る他、出先で交換できるように、予備を数枚持ち歩くようにしましょう。