仕事に家事に手いっぱいになってしまっていませんか?
ママばかり子育てをして家事をしている…
そんな思いを抱いている人も少なくないと思います。
他の共働き家族はどうやって家事や子育てを分担しているのでしょうか。
今回は、子育てと家事の分担ルールについて調べてみました。
今、家のことを分担している人も、
これからお仕事が始まるので分担をしていきたいという人も、
先輩ママたちの分担ルールを参考にしてみてください。
家事は誰がする?子育ては?
お仕事に復帰すると、
家事や育児をママ一人で担うには負担になってきてしまいます。
そこで、まずはデータで
家事の分担を見ていきたいと思います。
国立社会保障・人口問題研究所が9月13日に発表した
第6回全国家庭動向調査の最新データです。
共働きでも家事分担は妻>夫
公表されたデータによると、
妻と夫の家事分担割合は、妻が83.2・夫が16.8だそうです。
ただ、これには専業主婦やパート主婦など、
いろいろな夫婦の形態が混ざっています。
妻が常勤の共働きだけでいうと、
妻の分担割合が8割未満である人も約4割いるそうです。
でもやはり、ほとんどが
「家事は主婦の仕事」となっているのですね。
共働きの夫が行う家事で多いのは、
① ゴミ出し
② 食器の後片付け
③ 洗濯
となっていました。
料理を作るのは妻がすることが多いようですが、
お片付けだけでもしてくれると嬉しいですね。
夫の家事への参加は、5割以上の妻が期待しているそうです。
自分もお仕事しているから、
パパにも手伝ってほしいと思うのは当たり前ですね!
でも実は、夫の家事参加への満足度が高いのも、共働きの妻なのです。
ママが働いている分、パパも積極的に参加しやすいのですね。
共働きだと子育て分担は増える
では、育児はどうでしょうか。
育児の場合、
共働きの妻の負担が8割以下になる人が半分近くにもなります。
家事よりも育児の方が夫婦で分担されているのですね。
また、家事も育児も、夫が参加する頻度は共働きほど増えています。
反対に専業主婦などの方が、夫が参加しない割合が多いようです。
家事も子育ても分担したい!決め方は?
では、共働きの夫婦は家事や子育ての分担をどうやって決めているのでしょうか?
SNSやブログで集めました。
我が家の家事分担はコレ!
・朝ごはんはママが担当、夜ご飯はパパが担当。
・旦那さんが洗濯を担当してくれている。感謝。
・妻が喜んでくれるから、夜ご飯はぼく(夫)の担当。
・家事なんて、できる人ができるタイミングですること。
・子どもの寝かしつけか、洗濯を干すか。
・ゴミ捨てだけは必ず行ってくれる。
洗濯干してくれたり、ご飯を作ってくれるパパもいるんですね!
我が家は、共働きではないのですが、ゴミ捨てとお風呂掃除はしてくれます。
忙しい日常を少しでもシェアできると嬉しいですよね。
でもきっと快く家事を手伝ってくれるパパばかりではないでしょう…
そこで、次は、パパをうまく家事や子育てに巻き込む方法を調べてみました。
家事も子育ても参加してくれない…夫の巻き込み方は?
① 好き・嫌い・こだわる・こだわらないに分ける
人によってできる家事に好みがあります。
もしかしたら洗い物は好きだけど、片づけは苦手なパパだったり、
洗濯の干し方にこだわりはあるけど、畳むのは嫌いだったり。
同じようにママにも好みがあると思います。
好みを生かして分担すると、お願いしやすいですね。
② 任せた仕事は最後までお願いする
任せたものの、やり方が気になって指示を出してしまったり、やり直してしまったり。
そうなると、やった方も「最初からやってくれればいいのに!」となりますよね。
すべてやってもらう気持ちで、横入りせずお願いしましょう。
③ 完璧にできなくてもOKだという気持ちを持つ
お互いに家事に完璧を求めず、
できるときにできる人がするというゆとりをもつことも大切です。
分担表を作ったら、絶対にその通りじゃなきゃダメということもありません。
また、手作業にこだわらなくても、便利なグッズを使うのもいいですね。
洗濯は乾燥までしてしまったり、アイロンはクリーニングに出してしまったり。
また、料理が面倒ならミールキットも便利ですね。
買い物時間もネットスーパーを利用すると短縮できます。
共働きだからこそ、家事は時短にして、家族の時間を作りたいですね。
④ 「ありがとう」を大切にする
分担したら当たり前のように行う家事や育児。
でも、ちょっとしたことで「ありがとう」をお互いに伝えることが大切です。
普段していることでも「ありがとう」と伝えるだけで、気持ちよくできますよ。
⑤ 褒める・おだてる・頼る
最後は、パパの気持ちを高める方法です。
「すごいね」「ありがとう」「助かる」などの言葉を使って、
少し甘え上手になってみましょう。
なかなかハードルが高いと感じるママも多いかもしれませんが、意外と有効ですよ。
困っている・疲れているときは
「〇〇してくれると助かるんだけど」
とお願いすることも大切ですよ。
ママが家事・育児でいっぱいにならないようにしてくださいね。
まとめ
今回は、共働き家族の家事や子育ての分担について調べてみました。
働くママは、仕事に家事に育児にと時間に追われることになってしまいます。
家事を分担すると、ママの負担が減るだけではなく、家族の時間が増えて、
嬉しいことがいっぱいですよ。
パパにも積極的に家事・育児へ参加してもらいましょう。