ひまわりの花言葉に要注意!本数や色でも違う意味になるらしい!?

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夏の代名詞と言っても過言ではないひまわり。

太陽を追いかけるように、大輪の花を咲かせる姿は活気を感じさせます。

絶世の美女ではないけれども、元気いっぱいで愛さずにはいられない。

そんな女の子を形容するのにも「ひまわりみたいな」と、よく使いますよね。

 

そんなひまわりの花言葉は、ひとつではありません。

そういえば、バラも色によって意味が変わりますよね。

「銀英伝」でミッターマイヤー氏が、嫉妬を意味する黄色いバラの花束を、
「きれいだから」と深く考えずにプロポーズで渡したシーンに、
ビックリ&爆笑したのは、私だけではないはず。

あのシーンはまだ少女だったエヴァの懐の深さも窺えて、
非常に好きなエピソードで…。

コホン。

閑話休題。

 

では、ひまわりの花言葉の意味を、確認していきましょう。

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ロマンチックな花言葉

まずは、ひまわりに与えられた花言葉の中でも、素敵だなと感じられる花言葉をご紹介。

1本

1輪の向日葵の花が意味するのは、「一目ぼれ」

1輪と「一目」で、バランスもよさげ。

3本

3本束ねると、「愛の告白」

可愛い花だからと言って気軽に渡しては、誤解を招いてしまいそう…。

でも、キザじゃないのは、好感度。

7本

ちょっと大きめの花束になりそうな、7本のひまわりの花言葉は、「ひそかな愛」

このあたりのお花の量になってくると、親戚の子の発表会への箔付けでもなければ、
異性として意識しているのを、匂わせる感じも十分します。

11本

11本の花束は、「最愛」を意味します。

これは大切な人のために、取っておくべきですね。

ちょ、多すぎる…!

ここからは、本数多めの花言葉を一気にまとめて。

99本のひまわりは、「永遠の愛」「ずっと一緒にいて」を意味します。

108本になると、「結婚してください」うプロポーズに。

999本だと、「何度生まれ変わったとしてもあなたを愛する」

 

いやー、どんどんと愛が重た…ではなく、深くなっていきますね。

とんでもない本数なので、サプライズで贈る時は慎重に。

一度「ひまわり100本」などで画像検索をして、サイズ感を確認してくださいね。

およそこれの10倍にもなる、999本のボリュームも想像つくかと…。

 

自分の思いをぶつけるだけでなく、相手がお世話しきれるか、
お部屋にきちんと飾っておけるかも、配慮するのがスマートです。

色別花言葉

ひまわりは黄色!というイメージがとても強いですね。

しかし、赤に近い色合いや、白いお花の種類もあるんですよ。

黄色いひまわりの花言葉

最もメジャーな黄色いひまわりは、花の大きさでも花言葉が変わります。

小さいものは、「素敵」「輝き」「元気の良い子」という、
ひまわりの花のイメージにぴったりの言葉が多いです。

 

大輪のひまわりは、「憧れ」というプラスの意味の他に、
意外にも、「偽りの富」というネガティブなものが。

こちらは、主にヨーロッパで定着している意味です。

ヨーロッパ文化圏の人に贈る時には、気を付けないといけませんね。

赤いひまわりの花言葉

赤いひまわりは、ダークトーンで落ち着いた色合いです。

元気いっぱいな黄色いひまわりとは、花言葉が違うと言われても納得。

 

赤紫に近いひまわりの意味は、「悲哀」

少し褐色掛かったひまわりの花言葉は、「冷静な判断」です。

 

オレンジ色のひまわりは、「未来をみつめて」という、
恋愛とは違った次元のポジティブさが、爽やかですね。

こちらは、門出を祝うのにふさわしいでしょう。

白いひまわりの花言葉

「白」というだけで、清楚なイメージがあります。

ひまわりだと、どうなるのでしょう?

 

やや黄色がかったひまわりだと、「ほどよき恋愛」

…「ほどよき」の程度で解釈が分かれそうですが、「大人」な感じ。

 

真っ白になると、「あなたを思い続ける」

これはピュアピュアで、白のイメージに近い純真な一途さを感じますね。

実はダークな花言葉とその由来

先ほど、黄色いひまわりの花言葉で、「偽りの富」というネガティブなものを紹介しました。

さらに一見情熱的に見える花言葉も、成り立ちはダークだったり…。

由来や逸話について、少しご紹介しましょう。

偽りの富

現在のペルーやエクアドルにまたがっていた、インカ帝国。

16世紀に、スペインのコンキスタドール(征服者)たちに、
滅ぼされてしまった文明ですが、高度な文化を誇っていました。

 

インカでは神聖な巫女がおり、黄金でひまわりの花を模した冠をかぶっていました。

この冠を、欲に目がくらんだ巫女が持ち逃げした、という説が一つ。

もう一つが、コンキスタドールたちが無理やり奪った、というもの。

 

実際に、インカ帝国の征服は黄金目当てでしたので、
悲劇的な歴史を象徴するような逸話です。

あなただけを見つめる

一途な印象を持つか、ストーカー的な粘着質を感じるか。

人によりけりでしょう。

 

この花言葉はギリシャ神話に由来します。

太陽神として名高く、美男子のアポロンはモテモテで、多くの女性と浮名を流していました。

あるときクリュティエという少女(ニンフとも)が、アポロンに恋をします。

アポロンと思いが通じるのですが、クピドの放った矢がアポロンに命中し、
心変わりされてしまいます。

捨て置かれたクリュティエは、空を掛けるアポロンの馬車を見つめ続け、
とうとう、ひまわりの花になってしまうのです…。

 

可哀想…。

ところが別バージョンも。

大まかにいうと、アポロンの心変わりまで一緒。

心変わりをした相手が一国のお姫様で、彼女にはすでに婚約者がいました。

アポロンの愛に応えてしまったお姫様に対して、父王は大激怒して生き埋めにします。

実はお姫様とアポロンの密通を王様に告げ口した黒幕が、クリュティエ。

邪魔な女がいなくなってもう一度アポロンが振り向いてくれるように見つめ続けた結果、
ひまわりになったという逸話も残っています。

 

ね?

ひたむきなのか、執念深いのか、由来からして解釈が分かれるでしょう?

まとめ

ということで、意外と奥深いひまわりの花言葉。

相手に贈る際は、ダークな意味だと、誤解されないようにしたいものですね。