初めての入学準備!手作りで体操着入れを作る時の心構えとは?!

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初めての子供が小学校へ入学するとなると、
親御さんたちは、準備でてんやわんやになることと思います。

もちろん学校の方から、「入学準備リスト」のようなものをもらえることが大半だと思うので、
それに沿って一つずつ用意していくことになるとは思いますが、
なかには「初めてのことだし、せっかくだから手作りに挑戦してみようかな」
と思うものも出てくることと思います。

 

今回はそんな、入学準備を機にハンドメイドに挑戦してみよう、と思っている方へ向けて、
体操着入れを例にとり、ミシン作業に慣れたプロ(バッグデザイナー)の視点から、
いくつか心構えになるポイントをお伝えしていきたいと思います。

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入学準備を手作りで!まずは体操着入れに挑戦!…のその前に。

 まず、全くハンドメイド経験のない方は、何をどうして良いかわからないと思うので、
ネットであれこれ検索するのではないでしょうか。

 

すると真っ先に「体操着入れの無料型紙」や「体操着入れの作り方を無料で公開!」
などといった言葉に行き当たります。

思わず「無料」という部分に惹かれて、これでいいじゃん!と飛びついてしまうと思うのですが、
ここが要注意ポイントその1です。

 

無料のものは、型紙を一から自分で製図(紙に書きおこし)しなければならないものが大半ですが、これが初心者の方にはとてもハードルの高い作業になります。

 

布物のハンドメイドで一番重要なのは、「生地をサイズ通りに綺麗に歪みなく裁断すること」です。

でも、もし型紙自体が歪んでいたり、うっかりサイズを間違えて書き写してしまっていたりすると、
この根本が揺らいでしまうことになります。

 

普段からハンドメイドに慣れている方ですと、やりながら「縫い代のサイズがおかしい?!」
などといった細かいミスにすぐ気付いて、修正することはできると思いますが、
全くの初心者の方の場合はそれも難しく、全ての生地を裁断した後で、
ぎゃーー!(涙)ということにもなりかねません。

 

また体操着入れは、巾着状に仕上げるケースが多いと思いますが、
巾着は、普通のバッグに比べて紐を通す部分がある分、若干作りが複雑です。

これまた慣れていれば頭の中に作りのイメージがわくので、型紙を引くのも簡単かと思いますが、
作ったことのない方が挑戦するとなると、その部分で迷ってしまうこともあると思います。

 

そんなリスクを回避したり、忙しい時期の貴重な時間を無駄にしないためにも、
型紙は(できたら縫い代付きの)有料のものを買って使うことをオススメします。

 

ネットのショッピングモールで「体操着入れ 型紙」と入れて検索すると、
体操着入れを作るのに必要な生地や副資材と、型紙がセットになった商品が見つかります。

そういった商品ですと、材料を探す手間も一気に省略できて便利です。

 

場合によっては靴入れやお弁当袋などの型紙や生地がセットになっているものも売られています。

それを使えば、まとめてお揃いのものが仕上がるので、
もしそのセットの中に入学準備に必要なものが含まれているようでしたら、
そういったものを購入してみるのも手です。

 

もしくは、体操着入れの型紙が付いている作り方の本というものも売られていますので、
そういう本を買うのもオススメです。

 

もちろん「無料」をうたっているものの中にも、
実寸大の型紙がダウンロードできたりといったように、
初心者のかゆいところに手が届くサービスを揃えているサイトもあります。

 

いずれにしても、単純に「無料」という言葉だけに引っ張られて、
内容をよく見ずに飛びつかないようご注意ください。

ハンドメイドじゃないと「ぬくもり」が感じられない?!

ちなみに入学準備品を手作りしたいと思う方の中には、
「自分の手作りじゃないと親の愛情が伝わらないのでは…?!」
と思っている方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

でも、子育ては「手作り」だけが全てではありません。

 

たとえ市販の既成品だったとしても、
親が一生懸命用意してくれている姿から子供に伝わるものは十分あると思います。

今日は疲れたな、、、と思う日のごはんに冷凍食品を使うことがあるように、
もしも作っていて上手くいかなかったり、追い詰められるような気持ちになるのであれば、
いっそのことハンドメイドを諦めて、完成品を購入してしまうのもありだと思います。

今は、ハンドメイド品が手頃な価格で多数販売されているサイトも沢山ありますので、
そういったページをお子さんと覗いてみて、一緒に気にいるものを選んでみる、
というのも案外、お子さんにはいい思い出になるかもしれません。

 

もちろん中には「学校指定のサイズ通りのものを、手作りで用意」することを、
決められてしまっている、という場合もあるかもしれません。

そんな時でも、今ご紹介したハンドメイド品の販売サイト上で、
「体操着入れ オーダーメイド」といった言葉で検索してみると、
希望通りのサイズで体操着入れを作ってくれる作家の方が見つかります。

そういった方に相談してみるという選択肢もあると思います。

 

「手作りがしたい」「時間を優先したい」「苦手だけど新しいことに挑戦してみたい」
など、いろんな思いが渦巻いていると思います。

ですが、入学準備で忙しい時期に、いっぱいいっぱいにならないためにも、
まずは自分がなにを最優先と思っているのか、頭を整理してみて、
それでもやっぱり「ハンドメイドで作ってみたい!」となった時には、
ぜひ思う存分挑戦してみてください。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

入学準備で体操着入れを手作りしたい時のポイントをまとめますと、以下の通りになります。

 

・「無料」の言葉に飛びつかず、型紙は有料のものを使う

・上手く作れなくて行き詰まったら、いっそのこと完成品を買ってみる

 

ちなみに、決して上手く縫う必要もないと思います。

耐久性に問題がなければ、多少縫い目が曲がっていても、形がいびつでも、
十分使うことはできます。

小学校の6年間が終わった時に、曲がった縫い目を見て、懐かしく思うこともあるかもしれません。

ぜひ気負わずに、リラックスして挑戦してみてくださいね。

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