エイプリルフールのどんなネタが高校生の間では流行っているのか?

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毎年4月1日は、「ウソをついても良い」ということで有名なエイプリルフールの日です。

その日はワイドショーなどでも「どんなウソをついたか」といったことが話題になりますが、
最近の高校生はエイプリルフールの日をどんなネタで楽しんでいるのでしょうか。

 

保護者の立場からすると、ウソをウソと思わずに信じてしまい、
びっくりしてしまうこともあるかもしれません。

 

親子の間ならまだしも、他人を巻き込んで誰かを傷つけてしまったら一大事です。

 

ただでさえ、コミュニケーションの取り方が難しくなる高校生ですが、
今回は高校生の間で流行っているエイプリルフールのネタを糸口に、
今の高校生がどんなことを考えているのか、探ってみたいと思います。

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エイプリルフールのネタ、いまどきの高校生に人気なのはどんなもの?

 

高校生をとりまく環境で、昔と大きく違う点は、
SNS全盛の時代になった、ということでしょうか。

いまやスマホを持たない高校生は探すのが難しいくらいで、
友達とのやりとりはスマホをつかったSNS上がメインになっています。

そうなるとエイプリルフールのウソも、SNS上でつくことがよくあるようです。

 

代表的なものに、「合成写真を送る」というものがあります。

 

例えば、
「実は、◯×△子(有名芸能人)と付き合ってるんだ!」という一文と一緒に、
自分とその有名芸能人が並んで写っているように見える合成写真を送ります。

有名芸能人の隣に一緒に写っている人の顔に、自分の顔を適当に貼り付けただけ、
といった荒っぽい出来のものであればある程、「ウソやん!」というツッコミと笑いを誘います。

 

他にも、

「昨日、月面着陸してきました!」

という一言とともに、月の衛星写真の上に自分が立っている合成写真を送る、
という手法もあります。

 

いずれにしても、日頃から簡単に写真の加工ができるアプリを使い慣れている、
高校生ならではのエイプリルフールネタになります。

 

なにより、一発で「ウソでしょ!」と見抜けるだけでなく、
しょうもない写真に思わずプッと吹き出してしまう面白さ、
そして誰も傷つけることなくウソが完結しているというポイントに好感が持てます。

 

もし「最近子供とコミュニケーションがとれてないな…」と思うようでしたら、
試しにこのネタを真似して、お子さんに送ってみてはいかがでしょうか。

「バカじゃない?(笑)」という一言から、会話が生まれるかもしれません。

要注意のエイプリルフールネタとは

ちなみにSNSは、面と向かって話すよりも気軽に会話をやりとりすることができる分、
結構重い話題を、心理的なハードルが低いまま進められてしまうというケースがあります。

 

これはいい点でもありますが、悪い影響も生みます。

 

例えば

「(自分・もしくは彼女が)妊娠した」

「彼氏(彼女)と別れた」

「◯×(友達)とケンカした」

というウソをエイプリルフールにつこうと思った時、
直接顔を見ながらだとなかなか言いにくいかもしれませんが、
SNS上の文章だと、割と簡単に送れてしまうかもしれません。

 

特に「妊娠した」ネタは、高校生にとってはセンセーショナルな言葉で、
ウソとわかった時の周囲の気持ちの落差も激しいので、
ちょっと驚かせてみようかな、とか、周囲の気を引いてみたいな、
と思う子であればある程、つきたくなるウソになります。

 

また「彼氏(彼女)と別れた」「◯×(友達)とケンカした」は、
日常的に起こり得ることなので、ウソをつかれた方は、半信半疑であったとしても、
根掘り葉掘り確認するのも気が引けて、思わず騙されてしまうかもしれません。

 

いずれにしてもSNSでのやりとりは、直接顔を見て話しをしている時以上に、
騙されやすくなります。

そして、本気と受け取った人は、どうしたらこの事態を打開できるか、
または慰めてあげられるか、などに頭を悩ますことになります。

 

テーマが深刻であればあるほど、ダメージは大きくなります。

 

あとで「ウソだよ〜」となった時に、ホッとするかもしれませんが、
ウソをつかれた方には多かれ少なかれ、後味の悪さは残ってしまいます。

 

これはやはり「人を傷つけない」という観点からみると、
エイプリルフールにつくウソとしてはあまりオススメできるものではありません。

 

ただこの場合、もしかしたらエイプリルフールのネタとしてウソをついているというよりも、
周囲の気をひきたくてそういうことをやっている場合があるかもしれません。

 

その場合には、そういうウソをついたことをとがめる前に、
まず、その根底にある寂しさや、かまってほしいという欲求と向き合う必要があります。

 

もしご自身のお子さんが、エイプリルフールのネタとしてこういうウソをつき、
周囲を巻き込むような事態をおこしてしまったようであれば、叱る前に、
今、どういう気持ちを抱えているのか、なにか悩んでいることはないのか、
といったことを聞き出してあげる方がいいと思います。

 

その上で、来年からは、先述の合成写真ネタのように、
「誰も傷つけることなく笑えるネタ」をやってみたら、
とすすめてみたらいいかもしれません。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

ただでさえ、子供が高校生にもなると、いろいろとコミュニケーションの取り方がややこしくなり、一体何を考えているのかわからなくなってしまうと思います。

 

そんな時は、エイプリルフールネタを切り口に、

・笑いを誘う合成写真のウソ

でコミュニケーションをはかってみる、というのも一つの手です。

 

またもし、

・「(自分・もしくは彼女が)妊娠した」

・「彼氏(彼女)と別れた」

・「◯×(友達)とケンカした」

という相手の気をひくようなウソをつくようなことがあった時には、
じっくりお子さんと向き合ってみてもいいかもしれません。

 

エイプリルフールをきっかけに、親子の関係がいい方向に向かうといいですね。

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