子どもが生まれて成長すると、受け取る機会があるお祝い。
貰えるのは嬉しいのですが、これってお返しはいるの?
何を渡したら喜んでもらえるの?
と、不安になることもたくさんありますよね!
そこで今回は、「入学祝い」についてのマナーを調べてみました。
おじいちゃん、おばあちゃんが嬉しくなるお返しについても、
調べましたので、参考にしてください!
入学祝い、お返しはいる?いらない?
まず気になるのは、マナー的にどうなのかという点ですね。
入学祝い以外にも、何かをもらったとき、
お返しが必要なのかどうか、調べてみました。
お返しが不要な「子どもの成長」のお祝い
お祝いに対してお返しが必要かどうかは、
それが子供の成長を祝うものかどうかを、
一つの判断基準にするといいようです。
もっと簡単な判断方法は、
「お祝いをした相手がお返しができるかどうか」です。
子どもは収入がなく、自分でお返しはできませんよね。
そのため、お返しは不要になります。
例えば、出産祝いや結婚祝いは、
出産した家族や結婚した二人へのお祝いになります。
すると、たいていその頃には社会人になっているため、
お返しの必要が出てくるのです。
入学祝いについては、お返しは不要!
というのがマナーだと思ってください。
ただし、地方によっては入学祝いにも返すのがマナーだ、
とされているところもあるようです。
それに、「マナー」と「気持ち」は違いますよね。
不要だと知っていても、いただいた気持ちには返したいところです。
マナー的には不要かもしれませんが、ぜひ喜ぶお返しをしましょう。
ちなみに、「内祝い」と「お返し」は別物です。
私も混同しがちになるので、簡単に説明しますね。
【余談】内祝いとお返しの違いは?
「内祝い」は、本来、喜ばしいことがあった家が、
その喜びを身近な人に分かち合うため、
もしくは披露するための贈り物です。
そのため、縁起物を送ることが喜ばれます。
「お返し」は、お祝いしてくださった方へのお返しなのです。
本来の意味と、昨今の使い方では、
少し異なっている部分もあるかもしれません。
でもどちらも感謝を伝えるこころが大切です。
言葉の意味やマナーを理解しつつ、気持ちを込めた贈り物がしたいですね。
祖父母が喜ぶ入学祝へのお返しは?
入学祝いをもらうとしたら、おじいちゃん・おばあちゃんから、
受け取る可能性が高いのではないでしょうか。
そこで、今回は祖父母が嬉しいお返しを3つ紹介します。
お返しにおすすめ贈り物3選
定番の食べ物の贈り物から、商品券や日用品、ギフトカタログまで、
様々なお返しが考えられます。
今回は、60代以上のご家庭で喜ばれるものをピックアップしてみました。
- お茶菓子とお茶
すごく定番ではありますが、お返しは消費できるものがいいという声も。
お家でちょっと贅沢な気分になれるのもいいですよね。
- 日用品の詰め合わせ
こちらも定番ではありますが、お家にあると助かるものです。
お茶菓子などと同じく、使ってしまうとなくなるものがおすすめです。
なるべく匂いの抑えたものや、天然成分のほうが喜ばれるようです。
- カタログギフト・商品券
どうしても決まらない時は、カタログギフトでもいいですね。
また、いただいた金額が高額であれば、
商品券などでお返しするのも一つです。
大切なのは、送りっぱなしにならないように、フォローすることです。
ギフトの申し込み期限が過ぎていた!
・・・なんてことになるかもしれません。
おじいちゃん、おばあちゃんの好みがばっちり分かっているなら、
それに合わせてお返しするのがベターですが、
もし好みが分からなかったときには、定番商品が無難です。
でも、せっかく子どもへの入学祝いです。
子どもと親からできるお返しも、調べてみました。
子供と一緒にできるお返しはこれ
お祝いを受け取ったとき、受け取りっぱなしにならないように、
気をつけましょう。
まずは一報、感謝の気持ちを伝えましょう!
そして、せっかくの入学祝いなので、
子ども自身から感謝を伝えたいですね。
・子どもから祖父母にお礼の気持ちを伝えよう。
お礼をする際に子どもがいたら、
子どもから直接「ありがとう」と伝えましょう。
もしくは、手紙で感謝を伝えるのもおすすめです。
最近は電話やメール、アプリで簡単に連絡が取れてしまうので、
手紙という形で残ると、喜んでもらえるでしょう。
・写真を撮ろう。
入学式や登校の写真をプリントアウトして送るのもおすすめです。
特に、離れて住んでいるときには、普段の様子も合わせて写真を送りましょう。
アルバムにまとめて送ると、なお喜んでもらえるかもしれませんね。
・一緒に食事をしよう。
子どもと一緒にお祝いのお食事をするのも、嬉しい時間になります。
直接会って、色々なお話ができることを喜んでくれますよ。
近くに住んでいてたびたび会っているという場合には、
少し良いレストランを予約するのもいいかもしれませんね。
入学後は、慣れない忙しい毎日になるとは思いますが、
少しだけ祖父母への時間を作るだけで、入学祝いのお返しになります。
子どもから直接感謝を伝える機会を作ってみてください。
まとめ
今回は、入学祝いのマナーと祖父母へのお返しを、テーマにしました。
マナー的にお返しが不要の入学祝ですが、
感謝の気持ちはきちんと伝えたいですね。
一般的な贈り物と一緒に、写真や食事など、
特別な贈り物をするのがおすすめです。
孫から祖父母へ、直接感謝の気持ちを伝えると喜ばれますよ。
お祝いのお返しに、ぜひ素敵な時間を過ごしてください!